ショーケース
2002年10月

イベントホール SPACE GIRL

広島県と岡山県のちょうど中間に位置する福山市に新たなライブスポット、"Space Girl"が 誕生しました。
Space Girl はカフェとクラブを空間的に融合させたコラボレーションアーキテクチュアであり、建物の設計段階からプロジェクトに関わることができました。
特に空間設計と防音効果には力を入れており、必要なスペースを可動仕切を積極的に活用することで、クラブイベントとサイレンススペースを一度に確保できるようになっています。

今回は、テクノ系のイベントをイメージし、敢えてムービングヘッドを一切使わずミラースキャンを採用しました。
照明業務に対応できるスタッフは1名が限度とのことで、簡単かつ高機能なコントローラーを検討した結果、一般調光とムービングシステムを一度にコントロールできる調光卓としてJB-Lighting LICON 1が採用されました。

このコンソールはCOMBIモードとPARモードの2種類を同時に使うことができるため、通常のキューはCOMBIモードでムービングと調光照明の両方を走らせておき、必要に応じてフラッシュなどのエフェクトをPARモードで行うといった複雑な動作が1台でできるのが大きな特長です。
また、現在のはやりであるPCシステムの採用について最後まで悩んだが、隣がDJブースであるというロケーションからLJ(ライトジョッキー)的性質を持つものと考え、できるだけオペレーターのマニピュレーションに則した操作が好ましいとの事からPCシステムは断念し、ライブ卓を導入するという結論に至りました。実際このシステムはクラブ卓として導入後、非常に好評を得ているシステムでもあります。


インテリジェント系ライトで当社が限りある予算の中で最大のパフォーマンスを提供するために行った提案は、

  1. 時代的な配慮もありできるだけ多くのミラースキャンを仕込むこと。
  2. ハイスペックばかりを追わず、フォローとしてのミラースキャンも考えること。

この2点で、慎重に検討を重ねた結果SC-780をメインスポットに、SC-240を四方に配置してフォロースポットとして活用することになりました。 SC-780はムービングヘッドでいうところのMH-680に近い内部機構で、UV,フロスト,3面プリズムなどが装備されています。(ただしズーム機能はない)

エッジのシャープさを強調し、逆にカフェ営業やクラブイベント時でも柔らかい曲においてはイメージを展開するためにフロストを活用するなど、パフォーマンスとしてのライティングにSC-780が活躍。 SC-240はディマー機能がついていないものの「色添え」という点において非常に重要な機材であると位置付けられています。

※インストール機材
◎調光コンソール:JB-Lighting LICON 1 ◎インテリジェントライティングシステム:Futurelight SC-780×2, SC-240×4 ◎一般照明機材:PAR56S×20 ◎ディマー:Lite-Puter DX-1220TW(ver.2002)
※システムインテグレーション
◎有限会社アイミックス(広島県福山市)殿 ◎有限会社孝美舞台殿