VIDA-フラッグシップデジタルパワーアンプシリーズ Series
シリーズ概要
Ecler VIDAシリーズは、設備音響システム向けに設計された高機能デジタルアンプシリーズです。
VIDA-16Q、VIDA-24Q、VIDA-48Qの3モデルをラインアップし、それぞれ1600W、2400W、4800Wの総出力を備えています。
4系統のアンプ出力は、各チャンネルごとにLo-ZとHi-Zを柔軟に設定でき、
一般的な低インピーダンススピーカーから70V/100Vラインを利用する設備音響システムまで幅広く対応します。
さらに、Ecler独自のVersaPowerテクノロジー、高度なDSP、Dante/AES67ネットワークオーディオ、
Webベースの設定・制御機能を1台に統合。
小規模な店舗や会議室から、ホテル、教育施設、商業施設、多目的施設まで、
さまざまな設備音響システムに柔軟に対応できる次世代アンプシリーズです。
VIDAの主な特長
1. VersaPowerによる自由度の高い出力配分
VIDAシリーズの大きな特長が、Ecler独自のVersaPowerテクノロジーです。
一般的な4チャンネルアンプのように総出力を各チャンネルへ均等に割り当てるだけでなく、
システム構成に応じて必要なチャンネルへ出力を柔軟に配分できます。
たとえば、BGM用の小出力ゾーンと、大きな出力を必要とするメインスピーカーを1台のアンプで混在させるなど、
実際の設備に合わせた効率的なアンプ設計が可能です。
これにより、アンプ台数の削減やラックスペースの有効活用、システム構成の簡素化にもつながります。
2. Lo-Z/Hi-Zをチャンネルごとに柔軟に設定
4系統の出力チャンネルは、用途に応じてLo-ZまたはHi-Zで使用できます。
低インピーダンススピーカーを用いる高音質システムと、
70V/100Vラインによる多数スピーカーの分散配置を、1台のVIDAで組み合わせることができます。
店舗、ホテル、学校、会議施設など、異なるスピーカー構成が混在する設備でも柔軟なシステム設計が可能です。
3. Dante/AES67ネットワークオーディオに対応
VIDAシリーズは、DanteおよびAES67によるネットワークオーディオに対応しています。
アナログ配線だけに依存することなく、LANネットワークを利用して音声信号を伝送できるため、
大規模施設や複数ゾーンを持つシステムにも適しています。
既存のDanteネットワークへ組み込むことができ、
アンプ単体としてだけでなく、ネットワークオーディオシステムを構成する重要なデバイスとして活用できます。
4. 高度なDSP機能を1台に統合
VIDAシリーズには、設備音響システムに必要な各種DSP機能が搭載されています。
EQ、フィルター、ディレイ、リミッター、マトリクスルーティングなどをアンプ内部で処理できるため、
外部DSPを追加せずにシステムを構築することができます。
アンプ、DSP、ネットワーク機能を統合することで、
システム全体の構成をシンプルにしながら、高度な音響調整を実現します。
5. Webブラウザによる直感的な設定と管理
VIDAシリーズは、本体にWebベースの管理インターフェースを搭載しています。
専用ソフトウェアをPCへインストールする必要がなく、
同一ネットワーク上のPCやタブレットなどからブラウザ経由で設定や監視を行うことができます。
設置時の初期設定だけでなく、運用開始後の調整やメンテナンスにも対応しやすく、
複数のアンプを使用する設備では管理作業の効率化にもつながります。
6. 外部制御・集中管理にも対応
Ethernetによるネットワーク制御に加え、GPI/GPOなどの外部制御機能にも対応しています。
壁面コントローラーや外部制御システム、施設管理システムなどと連携することで、
音量調整、ミュート、プリセット呼び出しなど、運用環境に応じた制御システムを構築できます。
利用者が複雑な音響機器を直接操作する必要のない、
設備音響ならではのシンプルな操作環境を実現できます。